ブレインライティングをやってみたら想像以上に使える手法だった件【ブレスト|アイデア出し】

アイデア発想

新規企画や新規事業のアイデアを出すために、会議やワークショップをする。

大学生以上であれば、一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

企画の数をとにかくたくさん出す上で効果的なのがブレインストーミング(以下「ブレスト」)。

ドヤ男
ドヤ男

ブレストって、付箋にアイデア書いて、模造紙にまとめていくやつでしょ?

って思ったそこのあなた!(…私も思ってました)

今回は、付箋に書くブレストとは少し違った、ブレインライティングという手法を用いてアイデア出しをやってみたら、結構使える手法だったので、ご紹介というか共有します!

実際に私たちのチーム(4人)でやってみた当日の温度感そのままにお伝えできたらと思ってますので、会議やワークショップがマンネリ化してきたら、ぜひ使ってみてくださいー!

ブレインライティングをやってみた感想

西牟禮
西牟禮

途中からくるアイデアが湧き出でてくる瞬間が心地よかった。

アイデアが目に見えて残るので、その空間に参加できた満足感がある!

後藤
後藤

通常のブレストだと、アイデアを付箋に書いたとしても、人前で話すことを遠慮してしまう人がいるけど、この方法なら、匿名性があるから遠慮なくアイデアを書くことができる。

その上、アイデアに☆をつける際、全員がお互いのアイデアを見ることもできるし。

みんなが楽しく参加できる画期的な方法だと思った!

泊

アイデア出しに苦手意識がある人や慣れていない人も、他の人のアイデアを見ながら考えられるので、いいなと思った!

時間を区切ってテンポよく進められるので、進行する側もやりやすいかも。

森満
森満

終始テンポよく進んで、アイデアを出すことに対して集中できた感じがよかった!

純粋に初めて触れた手法だったから、楽しかったなぁ。

ブレインライティングとは

ブレインライティングは、回覧板の様にアイデア発想シートを回していき、前の人のアイデアを借りてアイデアを広げていく手法です。

アイデアを強制的に広げることで量を確保できる他、全体の場で発言することが苦手な人でも気軽に参加できるといったメリットがあります。

引用:hirameki「https://www.kikakulabo.com/brain-writing/

ブレインライティングのやり方

①紙を用意する

まず、3×6マスのグリッドを書いた(印刷された)紙とペンを用意し、1人1枚ずつ持ちます。

②テーマを決め、認識を参加メンバーで共有する【ここ重要!】

ブレストのテーマを決め、そもそも今回ブレストをする目的や、この時間を通して何を得たいのか、認識を参加メンバーで共有します。

ここの時間がめっちゃ大事!

ブレインライティングの書く作業が始まると、人と話す時間がほとんど無くなってしまうので。

後藤
後藤

何のためにこのテーマにしたのか。

このテーマ設定をした背景や、この時間を通して得たいものを共有することで、アイデアの質が上がるよ!

ちなみに今回は、『市役所職員でブレストをするならどんなテーマが盛り上がる?』っていうテーマでしたね。

テーマ決めのためのブレストをするっていうやつです

③1行目に記入する【1ラウンド目】

時間を決め、1列目の3マスにテーマに関連するアイデアを記入します。

☝オレンジの部分に記入します

今回は1ラウンド2分間

テーマに思いを巡らせ、時間内にイメージを膨らませ、書き出していきます。

森満
森満

時間設定がめっちゃ重要だと感じた。

書き出す時間が長すぎても短すぎてもダメだから、1ラウンド2分ぐらいでちょうど良いかも。

④紙を左隣の人に渡す

記入した紙を左隣の人へ渡します。

⑤1列目のアイデアを参考に2列目を記入する【2ラウンド目】

回ってきたシートを見て、1列目のアイデアを参考にしながら2列目にアイデアを記入していきます。

これが2ラウンド目

西牟禮
西牟禮

1列目に書いてあるアイデアを参考にしなくても良いっていうのがポイント。

例えば、1列目の左端と右端のアイデアを掛け合わせて生まれたアイデアを書いてもいいし、全く1列目のアイデアと関係ないアイデアでも良いんだよ!

2列目まで完成したらこんな☝感じ。

⑥同様に3-4列目を記入する【3-4ラウンド目】

⑤と同じように、上の列を参考にしながら、3列目、4列目にアイデアを記入します。

今回は4人で行ったため、4ラウンドで終了。

4列目まで終わったらこんな☟感じ。

泊

4人でやったら4ラウンドだけど、6人でやったら6ラウンドになって、一番下の列まで埋まります!

人数に合わせて列を増減させれば、幅広く使えそう!

⑦良いと思うアイデアに星印を付ける【全4ターン】

サインペンからマーカー色ペンに持ち替え、手元に帰ってきた紙を見渡します。

今回で言うと、3マス×4列=12個のアイデアが紙に記入されています。

このアイデアたちを見つめ、『これは良い!』と思うアイデアに色ペンで星印を付けていきます。

1アイデア1つの星印を付けるものとして、5つ(☜数変えてもOK)のアイデアに星印を付けます。

時間は2分間

時間が来たら、アイデア出しの時と同じように、左隣の人へ渡します。

これを4ターン行います。

後藤
後藤

たくさん星が付くアイデアもあれば、1つも星が付かないアイデアもあります!

⑧アイデアを切り分け、グルーピングする

マス目の線に沿って、カッターでアイデアを切り分けます。

バラバラのカード状にしたアイデアを、グルーピングしていきます。

星の数で分けるも良し、ジャンルごとに分けるも良し。

今回は、『市役所職員でブレストをするテーマ』という広めのテーマだったので、市役所っぽいテーマから趣味的要素まで幅広くアイデアが出ましたね。

⑨良い感じにまとめる

アイデアを複数出すことが目的なのであれば、書き終わった時点で終了でもよくて。

しっかり案を固めたいなら、参加者でグルーピングした案に対してあーだこーだ言う時間に入ります。

今回はバチッと案を固めたかったので、しっかり目に議論しました。

それっぽく議論してる様子を撮影しました。笑
西牟禮
西牟禮

ある程度、流れをつくる役目の人が必要!

グルーピングした後に、各々が言いたいことを言い始めると、まとまらない可能性もあるよ!笑

※今回のブレインライティングは、『株式会社ハートクエイク』&『アイデアプラント』のHPで紹介されてるやり方を、そのまま参考にさせてもらいました!

めちゃくちゃ分かりやすいので、こっち☟もぜひ覗いてみてください!

参照:株式会社ハートクエイク「ブレインライティングを実施する際に気をつけたいこと」
アイデアプラント「ブレイン・ライティング・シートで出来ること」

まとめ

ブレインライティングをやってみて良かったポイントは、

✅他人のアイデアも参考にしながら考えられるので、幅広い視点でのアイデアが出てくる
✅アイデアを出すことに集中する時間を長く取れる
✅はじまりから終わりまで、一連の流れがスムーズで時間にロスが少なく効率的

やって見た上での反省ポイントは、

✅アイデアを出す時間を管理する人が必要
✅1列目のアイデアに引っ張られる

結論、良かったです!(ざっくり。笑)

付箋に書いて模造紙にグルーピングするブレストしか知らなかったので、やったことのない手法を試すこと自体がワクワクしましたね。

チームの会議や、ワークショップ等のアイデア出しで、一度試してみてはいかがでしょうか!

ということで、今回はブレインライティングをやってみた感想や手順についての紹介でした!

また次回、お会いしましょう!

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