公務員を辞めて民間企業で働き始めたり、フリーランスへなった人。
民間企業を辞めて、公務員になった人。
やりたいこと、夢をかなえるために、新たな道へ踏み出した『元』公務員や『現』公務員に密着します。
彼らが公務員として何を思い、今何を感じているのか。
今回は、2021年5月に鹿児島県庁から民間企業へ転職した、徳田有星さんの続編【転職1ヶ月後の記録】です。
公務員と民間企業の違いや、Mr.JAPANのセミファイナルに進出した話について、お話を伺いました。
徳田さんの姿をとおして、働き方で迷ってる人、悩んでる人のモヤモヤが少しでも晴れると嬉しいです。
<聞き手=森満 誠也(KagoshimaBase編集者)>
転職先での働き方
入社して1ヶ月
県庁職員からリクルートに転職して1ヶ月が経ちました。
今、率直にどう感じてますか?
2021年5月のGW明けから入社したんですけど、あっという間の1ヶ月でしたね。
リクルートでは、どんな風に働いてるんですか?
最初はリモートでの研修からスタートして。
リクルートって、1月、2月、4月、5月…って、随時、人が入社してくる感じなんです。
鹿児島での5月採用は僕1人で。
鹿児島で徳田さんと同じように働いてるリクルートの方って、何名ぐらいいます?
リモートで働いてる人と、オフィスに出社して働いてる人が入り混じってて、正直、正確な人数は分からないんですけど。。
たぶん20名ぐらいじゃないかなぁ。笑
思ったより多い!
オフィスビルの1フロアが全部リクルートになってるんですよ。
ホットペッパーとかビューティーとかじゃらんとか。
僕はリクルートジョブズの枠で採用されてるので、人材系のコンテンツ(タウンワーク等)を担当してます。
育て方が抜群に上手い企業風土
リクルートでの一日の過ごし方を教えていただけますか?
最初はリモートワーク中心だったんですけど、今はオフィスに出社して働いています。
基本的な勤務時間は9:00~18:00なんですが、18:00に帰れたことはほとんど無いですね。笑
営業の仕事でしたよね?
そうです!
1~2週間の研修期間を経て、「そろそろ電話かけようか」って言われて、ちょっとずつ電話もするようになってみたいな感じですね。
飛び込みで電話するわけですよね?
緊張しません?
そうなんですよ。
なので、研修期間中にロールプレイングをめちゃくちゃするんですよ。
ロールプレイング?
こういう場合はどう対応するか、こう聞かれたらどう応えるか、色んな場面に対応できるよう、シュミレーションをするんです。
なるほど!!
ロールプレイングって、県庁の新人研修でもありました?
ないですないです!笑
ロールプレイングが始まった時点で、結構な衝撃を受けましたね。笑
日々の改善
あとは、スクリプトっていう、電話をかける時に読み上げる文書を最初に与えられるんですよ。
なるほど。
スクリプトに沿って会話する感じなんですね?
でも、読み上げてるだけの営業の電話って、相手からするとつまらないじゃないですか。笑
だから、少しずつスクリプトも改善するんです。
電話してて良かった部分と改善する部分を見極めるわけすね。
そもそも相手にどれだけ心を許してもらえるかの戦いなので、話し方とか言葉のチョイスとか、相手に心を開いてもらえるように意識してます。
電話だけで相手に心開いてもらうのって、めちゃくちゃ難しいですよね。。
ですね。
いろんな意味で鍛えられてます。笑
それは成長するなぁ。
一日の最後に振り返りをして、今日の結果を次にどう活かすか、そこも毎日問われるわけですよ。
スクリプトが弱いから受注が少ないのであれば、『スクリプトの改善をしよう!』みたいな。
『日々改善していこう!』っていう、会社からの強烈なメッセージを感じますね。
自分を成長させる意味では抜群の会社
リクルートって終身雇用とは真逆で、どんどん転職してステップアップする人が多いイメージですけど、実際どんな感じですか?
おっしゃるとおりで、僕も含め、次のキャリアアップを見据えてる人が多い印象です。
「将来はどうなりたいの?」とか、そう言うこともみんな普通に会話するんですよ。
転職することが当たり前というか。
その意味でも、ふり幅が大きいですよね。
終身雇用の鏡みたいな公務員の働き方から、転職が当たり前のリクルートだと、組織風土が全く違いそう。
ですね。
リクルートで働いてる人は、自分が将来どうなりたいか、どうステップアップするかっていう部分が前提であると言いますか。
目指す将来像があって、そこに向けて自分自身を成長させるという意味では、もってこいの会社だと思います。
公務員時代との大きな違い
公務員として働いてた過去と今とで、大きく違うなと感じる部分はどこですか?
自分の成長速度ですね。
これは明らかに違います。
成長速度?
例えば営業職の受注件数にしても、明確に数値が出るんです。
リアルタイムに、自分の結果が『全国順位』という形で示される、そのヒリヒリ感が公務員時代とは大きく違いますね。
公務員の成果って、良くも悪くも数値化されにくいですもんね。
ですよね。
ヒリヒリ感はありつつ、バイタリティの高い人が多いので、チームで喜び、鼓舞し合いながら、全体で前に進む空気感があって。
モチベーション高まって、自分もどんどん成長していく。
結果が数値で示される怖さもあるんですけど、今はワクワク感の方が強いですね。
本質に目を向ける
営業の仕事をする上で気づいたことや大切にしたい想いがあれば、教えてください。
目の前の結果ばかりを追い求めると、『何のために』っていう自分の中で大切にしたい部分が崩れて、極端に言うと『クライアントの顔がお金に見えてきてしまう』んですよ。
そうじゃないよなって。
『何のために働くか』と『求めたい結果』のバランスが崩れちゃうんですね。
僕の役割は、『クライアントが課題だと思ってること』をヒアリングで聞き出して、『会社として前に進むためのお手伝いをすること』なので。
『最後まで一緒に伴走します、頑張りましょう!』っていう関係性を、企業の担当者と築けるかどうか。
ここを大切にする気持ちは、忘れないようにしたいです。
なるほどなぁ。
結果は、その先についてくるものと言いますか。
この辺って、県庁の商工政策課時代にやっていた、まちづくりの仕事と一緒だなと感じています。
MR.JAPANセミファイナル進出の話
無事、セミファイナルに進出しまして。。笑
おめでとうございます!!
何人がセミファイナルに合格したんですか?
40人受かったみたいです。
そもそも何人が応募したのかが分からないんですけど。。
笑笑
ということは、セミファイナルを突破すれば、ファイナリストってことですよね!?
すごい!
すごいんですかね。。
もはや正解が分からないんですよね。。笑
そもそもこの大会って、優勝したら何がもらえるんでしたっけ?
以前は賞金100万円の時もあったみたいなんですけど、今回の大会は明記されてないから、ほんとに分からないんですよね。
明記されてないんですね。笑
ちなみにファイナルはどんな審査なんですか?
上半身脱いでの水着審査もあれば、スーツを着た審査もあるみたいです。
すごい。笑
決勝は東京であるんですか?
…このご時世だから、どうなんですかね?
本当はセミファイナルも東京の予定だったんですけど、コロナ禍で動画審査になったので、全くよめませんね。。
セミファイナルの審査方法
セミファイナルって、どんな審査をされるんですか?
審査方法が2つあるみたいなんですよ。
①youtubeの視聴回数
②Mudia【投票サイト】での投票
この合計獲得ポイントによって、ファイナル進出が決まるみたいです。
なるほど。
ちなみに、セミファイナルでは動画を3本つくらないといけないんですよ。。
それぞれ視聴回数のカウントされる期間が異なってて。
『1本目の動画はこの期間の視聴回数がポイントになります!』みたいな感じ?
ですです!
今後のスケジュールでいうと、
1本目:2021.6.19日18:00-6月26日22:00
2本目:2021年7月3日18:00~7月10日22:00
3本目:2021年7月17日18:00~7月24日22:00
みたいな感じです!
動画は自分たちでつくるんですよね?
3本も動画をつくるって、かなり大変そう。。
大変ですよ。。
この前、友人に素材を撮影してもらいながら1本目をつくりました。
【その動画がこちら☟】
すごい!
前回(一次審査の時)より、動画のクオリティめっちゃ上がってる!笑
雨の中、撮影してくれた友達に感謝ですよ、ほんとに。
これは、友達が編集してくれたんですか?
いや、自分でしましたね。
え!?
友達にしてもらったんじゃなくて!?
会社から帰って、夜中に1人で編集してました。
自分の動画を自分でスローにしてみたり、コメント付けてみたり。。
笑笑
めっちゃ労力使いましたし、かなりメンタル鍛えられましたね。。笑
ファイナル進出への意気込み
じゃあ最後に、ファイナル進出への意気込みを!
意気込み。。
今回この大会に挑戦した理由は、正直に話すと『自分に何か肩書きがほしかった』からなんです。
肩書き?
僕はパーソナルトレーナーとして起業することが目標なので、起業する時、肩書きがあった方がいいよなって。
なるほど。
ただ、今回みたいな挑戦をした時に、「挑戦すること自体がすごいよ!」って、周りの人から言ってもらえることが多くて。
やっぱり僕は、『周りの方に恵まれてるなぁ』と再確認できましたし、お世話になってる人達へ感謝を伝えるためにも、僕に出来ることは全部やって、結果を出すことで、みんなの想いに応えたいなと思ってます。
最高。
まとまりましたね。笑
MR.JAPANが何の大会なのか、全く分かってないですけど、とにかく応援してます!
ということで、今回もありがとうございました!
またファイナル進出した時に、インタビューさせてください。笑
こちらこそ、ありがとうございました!
頑張ります!!
まとめ
2021年春。
鹿児島県庁を辞め、自分の夢に向かって転職をした徳田さん。
彼の持つ人から愛される力は、ずば抜けたものがあって、なんか応援したくなっちゃうんですよね。笑
MR.JAPANという大会が何なのか、未だに良く分からないですけど、とにかく鹿児島から『2021年MR.JAPAN』が出たら面白いとは思うので、引き続き応援していこうと思います!
youtube☟の視聴回数がファイナル進出へのカギみたいなので、視聴してあげてくださいー!
ではまた次回、お会いしましょう!
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